青息吐息撮影記 - キューピーマンの写真帳

子供の幼稚園の定期購読に、おもしろい絵本がありました。
表題が絵本のタイトルなのですが、町中のちょっとした物の写真、家の窓や横断歩道の押しボタンなどが、みごとに顔に見えるのです。町中のスナップ写真ですから誰にでも同じ被写体が写せるのですが、この絵本の写真の様に表情豊かな顔にはなかなか撮れないと思います。作家の、被写体を顔として捉えている思いの強さが、表情豊かな顔に見せてくれているんですね。絵本を見ているとだんだん真似をしてみたくなったので、コンデジ（コンパクトデジカメの略）をポケットに入れて子供と散歩してみました。ここで非常事態発生です。子供が「あ！顔だ！」と指差す方を見ても顔が見えないのです。「ほら！あそこ！」と言われてもさっぱり判らない。。。子供ほど柔軟な発想力は無いとしても、まがりなりにも写真を生業としているわけですから見えないはずは無い！と、後日リベンジしてみたのですが。。。しょんぼりです。