青息吐息撮影記 - キューピーマンの写真帳

秋の遠足の一番の楽しみは、どんぐり拾いです。府中の森公園にはいろんな木の実が落ちていて、あっという間に袋にいっぱいのどんぐりを集める事が出来ます。そして、たくさんのきれいな落ち葉の上を歩くと、カサカサと秋の音を聞かせてくれます。色づいた木々の葉っぱに、思わずレンズを向けてしまいますね。葉っぱを透した光がとてもきれいです。

もしパソコンに「フォトショップ」などの画像処理ソフトがあれば、撮影したデータのヒストグラム（明るい所から暗い所までがどのように分布しているかのグラフ）を少し調整してみましょう。２枚目のオリジナルデータがこれです。

使っているソフトの色や明るさの調整メニューにある「レベル補正」を使います。例はフォトショップですが、他のソフトでも似ていると思います。

黒いでこぼこしたグラフがヒストグラムで、そのすぐ下の、黒（一番暗い所）、グレー、白（一番明るい所）の三角のスライダーを動かして好みの調子に仕上げてみましょう。上の「レベル補正」の様にスライダーを移動すると、ヒストグラム中の黒と白のスライダーより外側のグレー部分がそれぞれ真っ黒と真っ白になってしまい、本来の調子は消失します。画面上では暗い所が増え、明るい所はより明るくなります。グレーのスライダーも少し使いましたが、これは隠し味程度です。ぜひトライしてみてください。
大切な写真データをいじる時は、必ずコピーしたデータで作業しましょう。オリジナルデータで作業してはいけません。そして巧くいかなかった時は、キャンセルボタンをクリックで元に戻します。